
先日、院長の方で西荻圏域在宅医療地域ケア会議に参加させていただく機会がありました。
コロナ渦でオンライン開催だったにもかかわらず、50名近い参加と盛況でした。
運営の皆様、お疲れ様でした。
私もオンライン開催の運営側を経験してきましたので、入室調整に伴う開始時間の決定、ブレイクアウトルームによるグループワーク進行、グループ発表の段取りなど、いくつかリアル開催と少し異なる注意点が出てくるため、普段以上に疲れるのは記憶に新しいです。そんな中、運営の方々が場をスムーズにするよう意識されていることが伝わってきて、とてもアットホームな良い会となりました。
率直に感じたのは、医療介護業界とはいえ、コロナの影響もあって、専門職もオンライン慣れをしてきているということでした。また、既にICT活用の経験がある、という方々もチラホラ。正直、私が数年前にICTの普及啓発に取り組み始めた時に比べ、活用が推進できる土壌が整ってきているのではないかと感じます。
これから医療介護専用SNSが本格運用され、在宅患者さんの生活の様子や終末期の患者さんの病状変化がタイムリーに共有されることで、ケアの質が向上していく。
そんな世界観を目指して、杉並区で私なりに貢献していきたいなと思う機会でした。